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皆さんこんにちは!
株式会社アイアール、更新担当の中西です。
本日は第5回足場工事雑学講座!
今回は、「足場工事の種類と用途別の選び方」をご紹介します。
足場は現場の条件や作業内容に応じて最適なタイプを選ぶことが、安全性・効率性・コスト面で大きな差を生みます。今回は代表的な足場の種類と、その特徴・適用例をまとめました。次の現場での足場選定にぜひお役立てください♪
目次
特徴:単管パイプとクランプで組み立てる汎用性の高い足場
メリット:部材が軽量で持ち運びしやすく、狭小地や変形地にも対応可能
デメリット:組み立てに手間がかかり、規格足場に比べると作業速度がやや遅い
適用例:狭い路地での外壁補修、変形した建屋周り、臨時の仮設通路
特徴:規格化された枠組みをクサビ(くさび)で連結して組み立てる足場
メリット:組み立て・解体が迅速で、安全性・安定性が高い
デメリット:部材が大型・重量のため、搬入経路に余裕が必要
適用例:新築現場の外装工事、大規模改修工事、高層建築の足場
特徴:枠組足場の脚部にキャスターを取り付け、移動しながら使えるタイプ
メリット:足場の解体・再組立を繰り返すことなく、現場内をスムーズ移動可能
デメリット:キャスターの固定が不十分だと転倒リスクがあるため、確実なロックが必要
適用例:倉庫内の高所作業、屋内点検・清掃作業、短期間の外壁塗装
特徴:屋根や高所構造物からワイヤーやチェーンで吊り下げる足場
メリット:地上に足場を設置できない場所や、水面上での作業にも対応
デメリット:吊点の強度確認が必須。設置・調整に専門技術が求められる
適用例:橋梁の下部工点検、タンク内外壁点検、橋脚高所作業
特徴:脚部に大型キャスターを装備し、手動で移動できる足場
メリット:地面が平坦であれば、解体・再組立不要で迅速に移動可能
デメリット:傾斜地や凹凸地では使用不可。必ず脚部の水平調整が必要
適用例:工場内の保守・点検作業、屋内配管工事、倉庫の棚上作業
現場条件(狭小地・高所・屋内外)を最優先に検討
作業内容(塗装・解体・点検)に合わせた足場タイプを選ぶ
安全性・効率性・コストのバランスを考慮し、最適な組み合わせを提案
株式会社アイアールでは、豊富な足場ラインナップと専門スタッフによる現地調査で、最適な足場プランをご提案します。安全・効率・コストの三拍子そろった足場工事をお約束いたします!
次回は第6回として、「足場工事の効率化テクニック ~時短とコスト削減のポイント~」をお届けします。組み立て・解体のノウハウを詳しく解説しますので、お楽しみに!